■ 分類について
前立腺がんの治療方針を決定するときに、がん細胞の悪性度はどの程度なのか、がんはどのくらい進行しているのか、転移はしているのか、といった情報が重要になります。判断の基準となるのは、グリーソン分類(グリーソン・スコア)とTNM分類です。
前立腺がんの治療は、がんが前立腺内に限局している場合と、周囲の臓器に浸潤または転移している場合によって異なるため、できるだけ正確に進行状態を判断する必要があります。
そこで、PSA値、グリーソン・スコア、TNM分類から、前立腺がんの限局性、進展性を予測するノモグラム(計算表)が開発されています。
前立腺がんの治療は、がんが前立腺内に限局している場合と、周囲の臓器に浸潤または転移している場合によって異なるため、できるだけ正確に進行状態を判断する必要があります。
そこで、PSA値、グリーソン・スコア、TNM分類から、前立腺がんの限局性、進展性を予測するノモグラム(計算表)が開発されています。
■ グリーソン分類(グリーソン・スコア)
● がん細胞の悪性度を判断します
この分類は、米国のグリーソン博士によって提唱された、前立腺がん特有の組織異型度分類です。
最近、前立腺がんの治療法を選ぶ際に、医師がよく利用している分類法です。
まず、生検で採取したがん細胞の病理画像を使用し、がん細胞の組織構造を顕微鏡で調べて、もっとも面積の大きい組織像と、2番目に面積の大きい組織像を選びます。
次に、それぞれの組織像を1(正常な腺構造に近い)〜5(もっとも悪性度が高い)までの5段階の組織分類に当てはめます。
そして、その2つの組織像のスコアを合計したものが、グリーソン・スコアになります。
グリーソン・スコアでは、もっとも悪性度の低い「2」から、もっとも悪性度の高い「10」までの9段階に分類されることになります。
最近、前立腺がんの治療法を選ぶ際に、医師がよく利用している分類法です。
まず、生検で採取したがん細胞の病理画像を使用し、がん細胞の組織構造を顕微鏡で調べて、もっとも面積の大きい組織像と、2番目に面積の大きい組織像を選びます。
次に、それぞれの組織像を1(正常な腺構造に近い)〜5(もっとも悪性度が高い)までの5段階の組織分類に当てはめます。
そして、その2つの組織像のスコアを合計したものが、グリーソン・スコアになります。
グリーソン・スコアでは、もっとも悪性度の低い「2」から、もっとも悪性度の高い「10」までの9段階に分類されることになります。

グリーソン分類とグリーソンスコアの算出(イメージ※)

※
グリーソン分類およびグリーソンスコアの算出方法を分かりやすくするため、がん細胞の組織像および病理画像をイメージイラスト化しています。がん細胞が顕微鏡で実際に上記イメージイラストのように見えるわけではなく、実際の組織像および病理画像とは異なります。
■ 病期分類(TNM分類)
● がんの進行の程度を判断します
病期分類(TNM分類)は、「T:原発腫瘍」「N:リンパ節転移」「M:遠隔転移」と「G:がん組織像」によって、がんの進行度(広がり)を病期I〜IVに分類するものです。
| TNM分類 | 病期 | |||
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T1:触知不能、画像診断不能 | T1a:組織学的に切除組織の5%以下に偶発的に発見 | G1 | I 期 |
| G2、G3-4 | ||||
| T1b:組織学的に切除組織の5%をこえて偶発的に発見 | II 期 | |||
| T1c:針生検により確認 | ||||
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T2:前立腺に限局 | T2a:片葉の1/2以内の進展 | ||
| T2b:片葉の1/2をこえて広がる | ||||
| T2c:両葉への進展 | ||||
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T3:前立腺被膜をこえて進展 | T3a:被膜外へ進展 | III 期 | |
| T3b:精嚢に浸潤 | ||||
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T4:隣接組織に固定または浸潤(膀胱頸部、外括約筋、直腸、挙筋、骨盤壁) | IV 期 | ||
| N1:所属リンパ節転移 | ||||
| M1a:所属リンパ節以外のリンパ節転移 | ||||
| M1b:骨転移 | ||||
| M1c:リンパ節、骨以外の転移 | ||||








