前立腺がんとは?もっとわかりやすく。What's前立腺がん

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前立腺がんの治療について
治療による主な合併症とその対策 | 監修:群馬大学名誉教授 黒沢病院予防医学研究所所長 山中英壽先生

主な合併症とその対策

前立腺がんの治療では、手術療法、放射線療法および内分泌療法のいずれの治療にも合併症が起こる可能性があります。
とくによくみられるのは「尿漏れ」と「勃起障害」で、これらは生活していく上で問題となり、患者さんを悩ませることになります。
これらの合併症には有効な改善策もあるため、ひとりで悩まずに主治医に相談してみましょう。
  尿漏れの起こる確率 勃起障害の起こる確率
手術療法 5〜10% 60%(神経温存術)
外照射法 5%以下 40%
内分泌療法
(ホルモン療法)
--- 90〜100%

尿漏れ

前立腺全摘除術や放射線療法の際に、前立腺の周囲の神経や筋肉が傷つくことがあります。
排尿コントロールは、尿道括約筋や骨盤底筋などによって行われていますが、これらが傷害されると、尿道がきちんと閉まらなくなるため、尿漏れが起こることになります。
尿漏れの改善には、骨盤底筋を強化する「骨盤底筋体操」が有効です。これは骨盤底筋を鍛えながら尿道括約筋の機能回復をはかる体操です。毎日続けることで、尿道や肛門が引き締まり、しだいに尿漏れの頻度は少なくなっていくはずです。

勃起障害

前立腺全摘除術や放射線療法によって、前立腺の左右にある勃起に関係する神経が傷害された場合、勃起障害が起こることがあります。また、内分泌療法では男性ホルモンの分泌やその作用が低下してしまうため、ほとんどの患者さんに勃起障害が起こることになります。
勃起障害は、経口の勃起不全治療剤などにより治療することができます。
勃起不全治療剤は、心臓が悪い人、血圧が高い人や低い人などが使用すると、重篤な副作用があらわれる危険性があるため、服用を希望する場合には、主治医とよく相談してから使用するようにしてください。
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