皆さんからの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

患者  53歳 男性 公務員
患者  53歳 男性 公務員
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

神様がまだ、私を生かしておいてやろうと思ってくれているのだなあと思いました

3年前の9月、たまたまPET検査を受けました。その際の血液検査でPSAの数値が少し高く、泌尿器科の受診を勧められ、10月に受診し、各種検査の結果、11月に前立腺がんである事がわかりました。
歳が若いことなどで、全摘手術を勧められ、12月に全摘手術を受けました。前立腺の外層までがんに冒されていましたが、尿道には転移していなかったとのことで、間一髪でした。
3年経過した現在も再発は見られませんが、約6か月に1度血液検査のみ受けている状態です。この時期に、腫瘍マーカーの血液検査をしていなかったら、転移、再発の可能性が高まっており、神様がまだ、私を生かしておいてやろうと思ってくれているのだなあと思いました。友人等にはPSAの定期的な検査を受けるように進めています。

勇気づけられた言葉、場面

家内には、よく見舞いや世話をかけたと思います。何より、私も落ち込みませんでしたし、家族が動揺しなかったことが良かったと思います。

家族  38歳 男性
家族  38歳 男性
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

お互いが頼るようになった

父ががんと分かったのは2007年頃だった。それまでは不仲な関係だったけど、がんがきっかけで会話も多くなり、お互いが頼るようになった。

勇気づけられた言葉、場面

本人から家のことは任せたと言われたこと。

患者  67歳 男性 その他
患者  67歳 男性 その他
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

とにかく二人で向かい合おう

年金生活に入ったばかりで、子供たちはみな出てしまい家内と二人生活でした。現役時代は営業の責任者として国内外を飛び回っているような生活であっただけに、やっと二人だけの穏やかな余生を楽しむべきと思っていた矢先のことで、かなりショックでした。
前立腺がんの検査で多分大丈夫と思って出かけたところ、医者から病期がⅢ期といわれたとき、家内も一緒に行っていましたが誰か他の人の話のように聞いていたような気がします。
帰りの電車の中で、残された家内がどうするだろうかと思いました。本人はいたって陽気に接してくれました。とにかく二人でがんに向かい合おうと言ってくれたのが印象的でした。

勇気づけられた言葉、場面

がんと宣告されて帰りの電車の中で二人で向かい合おうと言ってくれた家内の言葉

患者  82歳 男性 その他
患者  82歳 男性 その他
投稿時:がんの治療を終了

近くの知人が、前立腺がんの手術をして元気に生活していました

70歳を過ぎたころ、そろそろPSA検査をした方がいいかなと思って、人間ドックのオプションに入れて検査、2年目にPSAの数値が4を超えたので、泌尿器科で検査をすると、「ちょっとまだ早いけど手術しますか」と医者がいうので「まあいいか」と手術をしました。
術後5年ほどはPSA数値が0コンマ以下、現在何の支障もなく生活しています。
早期発見、早期手術がよかったのだと今は人生を満喫しています。

勇気づけられた言葉、場面

近所に手術して元気にしている人が3人ほどいたので、何の心配もなく手術しました。
骨盤底筋を鍛えるように教えてもらったものを1日300回くらいやりました。
術後は、病院の階段の上り下りをして足の筋肉を鍛えました。

患者  49歳 男性 会社員
患者  49歳 男性 会社員
投稿時:がんの治療を継続中

2021年1月に針生検の上、前立腺がん確定

グリソンスコアは3+4の7、T2程度との結果で大学病院を紹介いただく。
2021年3月末にロボット支援根治的前立腺全摘除術(RARP)実施。病理診断でT3となり、経過観察を継続中。
PSA検査の存在を知らなかった勉強不足を後悔するよりも、早期発見で治るがんがあることをひとりでも多くの方へ伝えたい49歳です。

勇気づけられた言葉、場面

決して「がんばれ」とは言わないがん経験者の言葉が、一番励みになりました。健康な方からの「大丈夫」は、申し訳ないのですが逆効果でした。
病状ごとの統計を見て、データを気にしすぎて落ち込む日々は身体に良くないと気づきました。目の前の治療をがんばるだけと、前向きに生き始めたらだいぶ楽になりました。

患者  68歳 男性 自営業
患者  68歳 男性 自営業
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

健康には人一倍気を付けてきたつもりでした

65歳の健康診断でPSA値は4で少し高いけど、診断は前立腺の肥大も考えられるとのことで放置。
翌年、PSA値は5に上がって泌尿器科に通院しましたが、前立腺肥大の薬で様子を見るとのことでした。
翌年にはPSA値は7に上がっていました。
この時に初めて精密検査の紹介状をもらい、MRIでがんの疑い、生検は12本中10本ががんで、全摘をロボット手術でおこないました。
20日後から仕事復帰し、2カ月経過後から水泳スクールに週2回通いました。
一時は尿漏れに落ち込み悩みましたが、5カ月経過で尿漏れも止まりました。
今は6年間続けてきた水泳に自主練も含め週3~4回行っています。
この先新型コロナ感染が落ち着き、水泳大会が開催したらまた参加したいと思っています。

勇気づけられた言葉、場面

妻を震災で亡くしています。
娘夫婦と孫の同居している家族が病気診断や手術の際に付き添ってくれました。
勤務先の理解を心から感謝しています。

患者  60歳 男性 自営業
患者  60歳 男性 自営業
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

毎年健康診断受診している中でやっと高血圧等の数値が改善されてやれやれと思っていたところ、PSA検査数値で要検査となりました

半年後に数値が悪化している場合は精密検査をおこなうことを、主治医と約束しました。
半年後約束通り精密検査をおこない、がんが発見されました。
治療方法は自分なりにも調べて、年齢的にも若いので全摘出を選択しました。
ロボット手術のできる医師と病院を紹介していただき、最短の10日間で退院することができました。
仕事への影響や入院費用などの心配はなく尿漏れも術後4カ月後にはパッドを使用していれば安心できる程度には回復しました。
前厄から始まったこともあり、早期診断・全摘手術は運がよかったと思います。

勇気づけられた言葉、場面

事前にネット等で調べられる時代のおかげで、かなり事前準備できていました。

家族  38歳 男性 会社員
家族  38歳 男性 会社員
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

がんと診断されたと連絡を受けた時、父親はかなり動揺していたはずなのに、自分に心配をかけまいと、それを隠そうと明るくしていた

その様子を見て、施術前~施術後まで、自分もできる限り明るくし、前向きな言葉をかけるようにしました。

勇気づけられた言葉、場面

治療を通して、必死に病気に立ち向かう父親を見て、健康でいられることの喜びを改めて感じ、感謝し、毎日を懸命に生きないと・・・と自分に言い聞かせるようになりまいた。いろいろな意味で父親に感謝したいです。

患者  66歳 男性 その他
患者  66歳 男性 その他
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

生検の結果、医師より前立腺がんと告げられた時

不安より「絶対治療・手術して直してやろう」といった気持ちが不安より勝った。

勇気づけられた言葉、場面

手術か治療か、妻と一緒に最新の医術情報を収集し、治療か手術かの選択、その実例及び病院の選択等、一緒になって自分の病と闘ってくれたこと。

家族  35歳 男性 公務員
家族  35歳 男性 公務員
投稿時:がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

がんと告知された時は、本人が一番不安を抱えるわけですが

そうなってはじめて、考えたり思ったりする事が非常に多い。

勇気づけられた言葉、場面

具体的によい方向へ向かう話をたくさんする事が、家族の精神面でも力強くいられた。

本サイトに掲載している体験談は、アストラゼネカの情報サイト「がんになっても」から引用しています。
他の患者さんの体験談は、情報サイト「がんになっても」みなさんの体験談 前立腺がんでも読むことができます。

前立腺がんと暮らす